CACAO X COFFEE
= Taste of Colombia
〜コロンビアの味覚〜
コロンビア大使館にて
カカオとコーヒーを楽しむ
プレスイベントがありました。
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コロンビアはチョコレートの原料となる
カカオとコーヒーの両方の生産に
適した地形と気候をもつ
希少な国のひとつ。
カカオとコーヒーの生産地として
適している場所は、
緯度で比較すると
カカオは赤道を挟んで南北に20度、
コーヒーは25度。
また標高については、
カカオは1000メートル以上、
コーヒーは1200メートル以上とのこと。
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第1部『コロンビアカカオと
サイフォンコーヒーのやさしい時間』
〜カカオ/チョコレートと
コーヒーの科学的な香味の関係〜
カカオハンター小方真弓さんの
希少な3種類のカカオ豆と
手作りチョコレートをテイスティング。
1つ目のエリザベス71%は、
ベネズエラと国境を接したアラウカ県の
単一種のカカオから作られたもの。
2番目のアルアコ72%は、
16世紀のスペインの侵攻を受け、
シエラネバダ山脈の奥へ身を隠していた
アルアコ族によって作られたもの。
近年になって再びカカオ作りを再開。
上質なカカオが作られるようになったのだそう。
とても個性的な味わいです。
3つ目のトゥマコ レチェ 53%は、
ミルクチョコレート。
コロンビアの中でも
エクアドルとの国境付近に位置する
トゥマコのカカオは、
キャラメル、スパイス、ハチミツ
といった香りがして、
カカオ豆そのものを、
バリバリと食べたくなるほど
親しみやすい食感と味わい。
さらに丸山珈琲の
日本ジャパン・サイフォニスト・
チャンピオンバリスタ、
中山吉伸さんが淹れたコーヒーとの
マリアージュを楽しみました。
サイフォンはフレンチプレス等とは違って、
7度~8度ほど温度が高くなるそう。
サイフォンの圧力で
コーヒーの油が水と綺麗に混ざるので、
口当たりがまろやかになるのだとか。
コーヒーの油分とチョコレートの油分が
口の中でバランスよく交じり合うように、
コーヒーの油分を抑えるため、
温度を高めに調整したのだそうです。
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第2部『カカオ豆とコーヒー豆の
香りのマリアージュ』
続いてコロンビアのカカオを使用した
鎌倉「ca ca o」の4種類の
生チョコレートをテイスティング。
オーナーの石原紳吾さん |
左から、オレンジ、ミント、ホワイト |
獺祭 |
そしてミカフェートの
シニア ロースティング マイスターの
近藤洋介さんが淹れたコーヒーと、
「ca ca o」の生ョコレートのマリアージュを
味わいました。
とても興味深い体験でした!
撮影 ©PROCOLOMBIA