〈ショコラティエ パレ ド オール〉から、オープンしたばかりの銀座店の店舗画像と銀座店限定のチョコレートたちが届きました。
銀座店は、20世紀初頭にパリで流行ったアール・デコを連想させ、どこか懐かしさが漂うデザインになっています。日本では明治末期から大正にかけての時代にあたり、ちょうど銀座にカフェの文化が始まった頃なので、意図的にデザインされたのかもしれません。〈ショコラティエ パレ ド オール〉のオーナーショコラティエの三枝俊介さんに、是非このことについてうかがってみたいものです。
さて〈ショコラティエ パレ ド オール〉といえば、カカオ豆から板チョコレートやボンボンショコラまでを手がけるブランド。さっそく銀座店限定のチョコレートたちを味わってみました。
【画像上】〈ショコラティエ パレ ド オール〉で人気のアルコールをテーマにしたボンボンショコラ「リカーズ コレクション」(銀座店限定) 、左上から時計回りに、ウイスキー〈ザ・マッカラン18 年〉、 ワイン〈ケンゾーエステート rindo〉、 シャンパーニュ〈ドン・ペリニヨン〉、 ブランデー〈ヘネシーX.O〉、日本酒〈獺祭スパークリング〉
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text © Mika Ogura 2021
【プロフィール】
小椋三嘉(おぐら・みか)
エッセイスト、食文化研究家。
十数年のパリ暮らしを経て帰国。2008年にはフランス観光開発機構・ パリ観光会議局の名誉ある「プレス功労賞」を受賞。フランスのチョコレート愛好会「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ」の会員。著書は『高級ショコラのすべて』、『チョコレートのソムリエになる』、『ショコラが大好き!』、『アラン・デュカス進化するシェフの饗宴』、『パリを歩いて―ミカのパリ案内―』など多数。
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