三嘉のおいしい旅
ーフランス紀行 リヨン編ー
Visiting Paul Bocuse
Visiting Paul Bocuse
Travel Note
スタートはポール・ボキューズから
偉大なポールおじいちゃんと久しぶりの再会です。
初対面は二十年ほど前。
私はパリに恋してパリ暮らしを始めたところでした。
フランス在住中は様々な取材・執筆を通じて、
素晴らしい方々との出会いがありました。
素晴らしい方々との出会いがありました。
ポール・ボキューズもそのおひとりで、
私がインタヴューをさせていただいた初めてのグランシェフでした。
当時は今よりもずっと巨漢でいらしたので、
私の眼にまるでラブレーの小説に登場する
ガルガンチュアのように映りました。
ガルガンチュアのように映りました。
病気を患ったせいか
以前よりかなり痩せたかも(2008年)。
以前よりかなり痩せたかも(2008年)。
でも相変わらず 、とっても精力的です。
普段着のポール・ボキューズ
撮影用につくってくださった料理に
自らナイフを入れたり、
多忙なスケジュールの中、長時間、
お付き合いくださいました。感謝
撮影用につくってくださった料理に
自らナイフを入れたり、
多忙なスケジュールの中、長時間、
お付き合いくださいました。感謝
お会いする前は現在のお年を考えて、
本当に再会できるのだろうかと不安でしたが、
衰えぬ好奇心とダイナミズムとユーモアーにビックリ。
なによりも人間がおおっきい!!
あらゆる意味の垣根を超えて、
多くの人に慕われ尊敬され続けているゆえんです。
本当に再会できるのだろうかと不安でしたが、
衰えぬ好奇心とダイナミズムとユーモアーにビックリ。
なによりも人間がおおっきい!!
あらゆる意味の垣根を超えて、
多くの人に慕われ尊敬され続けているゆえんです。
フランス、リヨン
食い倒れの街は赤いのがお好き
それにしてもリヨンの人たちは食べることが大好き。
食い倒れの街は赤いのがお好き
それにしてもリヨンの人たちは食べることが大好き。
この街にフランス中の食いしん坊が集まっているかのような印象です。
食はきわめてふか~い。さらに厳しい舌。だからおいしいものでいっぱい。
理にかなっています。でも三度の食事だけじゃ食べきれない。
今までリヨンは「トランジットの街」的な関わりしかなかったので、
フランスとのお付き合いが長いわりには意外に知らないことが多くて唖然。
赤が好みの街らしく、お菓子を赤く着色したものなどけっこう見かけました。
マヤ文明でもそうですが、ここでも赤はめでたい色らしい。
そこで、私もここではなるべく赤のジャケットを着用することに…。
おいしいものにかこまれて、しあわせの赤色もいっぱいです。
食はきわめてふか~い。さらに厳しい舌。だからおいしいものでいっぱい。
理にかなっています。でも三度の食事だけじゃ食べきれない。
今までリヨンは「トランジットの街」的な関わりしかなかったので、
フランスとのお付き合いが長いわりには意外に知らないことが多くて唖然。
赤が好みの街らしく、お菓子を赤く着色したものなどけっこう見かけました。
マヤ文明でもそうですが、ここでも赤はめでたい色らしい。
そこで、私もここではなるべく赤のジャケットを着用することに…。
おいしいものにかこまれて、しあわせの赤色もいっぱいです。
アラン・シャペル、ピラミッド…
伝説のシェフがいた歴史的レストランへ
伝説のシェフがいた歴史的レストランへ
ポール・ボキューズの師フェルナン・ポワンや、
アラン・デュカスが「こころの師」と仰ぐアラン・シャペル……。
リヨン周辺にはフランスの美食史に名を残す伝説のシェフたちがいます。
それらの栄光のレストランを訪ねました。
リヨン周辺にはフランスの美食史に名を残す伝説のシェフたちがいます。
それらの栄光のレストランを訪ねました。
ポワンのレストラン『ル・ピラミッド』は、
時代を経て現在オーナーシェフのパトリック・アンリルーが受け継ぎ、
またレストラン『アラン・シャペル』は
マダム・シャペルとシェフのフィリップ・ジュスが
亡き アラン・シャペル のエスプリと味を守っています。
今回は他にも『ジョルジュ・ブラン』、『 メゾン・トロワグロ』、
『 ニコラ・ル・ベック』…などなど。
気鋭のシェフたちを訪ねて料理哲学をうかがいながら、
地元の食材をたっぷり使ったとびきりおいしいご自慢の料理を
こころゆくまで堪能してきました。
レストラン情報
ローベルジュ・デュ・ポン・ド・コローニュ
L'Auberge du Pont de Collonges
40 Quai de la Plage 69660
Collonges au Mont d'Or France
TEL + 33 (0) 4 72 42 90 90
※この記事は2008年のアーカイブス記事から再構成したものです。