Frédéric Cassel Fontainebleau
フランスのブランド〈フレデリック・カッセル〉 の2023年の新作は、油絵具で描かれたようなパッケージとチョコラたちが色彩豊かで華やかです。
新作「コフレ・バルビゾン」は、彩りあふれる十人十色の個性をパレットに見立て「それぞれが持つ色(個性)で自由に色鮮やかな人生を描こう」そんな想いを込めつくりあげたものだといいます。
それぞれの色から記憶をさかのぼり、呼び起こされた深い味わいをショコラに閉じ込めたのだそうです。
【画像】
6種の新作ショコラのアソート「コフレ・バルビゾン」
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「コフレ・バルビゾン」は、フランスへの憧憬を誘うには充分なほどフランス的なフレーバーが練り込まれていて、すぐにでも旅立ちたくなってしまいました。それも〈フレデリック・カッセル〉の本店のあるフランス・フォンテーヌブローへ。
フォンテーヌブローのお城や森の近くにあるバルビゾン村は、19世紀に自然主義の画家たちが多く暮らし、目に映るあるがままの光景を描いていたことで知られています。
「コフレ・バルビゾン」は、ショコラをとおして、そんな時代の表現の自由さを感じさせてくれるような素敵なコフレでした。
text © Mika Ogura 2023
【プロフィール】
小椋三嘉(おぐら・みか)
エッセイスト、食文化研究家。
十数年のパリ暮らしを経て帰国。2008年にはフランス観光開発機構・ パリ観光会議局の名誉ある「プレス功労賞」を受賞。フランスのチョコレート愛好会「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ」の会員。著書は『高級ショコラのすべて』、『チョコレートのソムリエになる』、『ショコラが大好き!』、『アラン・デュカス進化するシェフの饗宴』、『パリを歩いて―ミカのパリ案内―』など多数。
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FRÉDÉRIC CASSEL 【コフレ・バルビゾン】(画像上) 6粒入り/ 箱 価格:3,456円(税込) 【お問合せ先】 |