【news】www.chocolatclub.com: 新作コラボチョコレート OKADA MUSEUM CHOCOLATE

OKADA MUSEUM - PIERRE HERMÉ PARIS

岡田美術館が新たな試みとして、ピエール・エルメ・パリとのコラボレーションによる限定チョコレートを発表することになり、オンライン説明会を開いてくださいました。

この試みは昨年から始まったもので、今年は岡田美術館のロゴや東洋美術で広く用いられる鳳凰のデザイン等がプリントされた限定チョコレート３種を含む、計７個入りになったのだそう。

今回、ピエール・エルメ・パリの代表的なフレーバーを、日本を連想させるフォームで表現するなど、日本へのオマージュが込められたチョコレートの数々に興味をそそられました。

【画像】

OKADA MUSEUM - PIERRE HERMÉ PARIS の

「アソリュティマンドショコラミュゼオカダ 7個入」

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Assortiment de chocolats pour le Musée d’Okada 7 pièces

画像左から右へ

1 Makassar マカッサル 2 Hommage オマージュ 3 Origine Mexique オリジーヌメキシック 4 Fleur de prunier Ispahan フルールドプルニエイスパハン 5 Infiniment Chocolat au Lait アンフィニマンショコラオレ 6 Fleur de Cassis フルールドカシス 7 Infiniment Clémentine アンフィニマンクレマンティーヌ

説明をうかがいながら、７種類のチョコレートをテイスティングしていきました。

すべてのチョコレートの中でも、岡田美術館のロゴがひときわ輝きを放つ「オリジーヌメキシック」は、メキシコ産ショコラのガナッシュに、ショコラノワールコーティングしたもので、カカオの風味がとても力強く、個人的にはとりわけ印象に残りました。

またドライカシスとカシスペッパー入りショコラノワールガナッシュを、ショコラノワールコーティングをした「フルールドカシス」は、カシスペッパーのツブツブ感にほどよい酸味とカシスの濃厚な味わいが際だっていて魅力的。

クレマンティーヌのパートダマンド（マジパン）に、ショコラノワールコーティングをした「アンフィニマンクレマンティーヌ」は、フランスで人気の柑橘クレマンティーヌの香りが口に広がり、アーモンドに糖分を加えてペースト状にしたパートダマンド（マジパン）のファンにはたまらないひと粒。

ピエール・エルメ・パリの代表的なフレーバー、イスパハンを梅の花の形にした「フルールドプルニエイスパハン」、鳳凰のデザインがプリントされた「アンフィニマンショコラオレ」は誰もが好きになりそうなミルク感たっぷりでやさしい味わい。

さらに有塩バター入りカラメル風味の軽やかなガナッシュの「マカッサル」、そして洋梨風味のパートドフリュイとマロン風味ガナッシュショコラオレの2重奏が楽しめる「オマージュ」といった定番ラインも加わって、素敵なアソリュティマン（詰合せ）に仕上がっています。

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岡田美術館の敷地内にある、昭和初期の日本家屋を改装した風流な飲食施設【開化亭】でも、ピエール・エルメ・パリとのコラボレーション限定チョコレート付きのドリンクセットや、アイスクリームが楽しめるそうです。

展覧会を鑑賞した折にでもぜひとも体験してみたいです。

みなさんも機会があれば、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか？

text © Mika Ogura 2024

【プロフィール】

小椋三嘉（おぐら・みか）

エッセイスト、食文化研究家。

十数年のパリ暮らしを経て、帰国後にフランス観光開発機構・パリ観光会議局の名誉ある「プレス功労賞」を受賞。フランスのチョコレート愛好会「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ」の会員。著書は『高級ショコラのすべて』、『チョコレートのソムリエになる』、『ショコラが大好き!』、『アラン・デュカス進化するシェフの饗宴』、『パリを歩いて―ミカのパリ案内―』など多数。『高級ショコラのすべて』は、audibleよりオーディオ化されて2024年12月11日発売予定。

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