オンライン・スイーツブランド
グラン スイート サーカス
GRAND SWEETS CIRCUS
旬の果実のおいしさ
生産者自慢の産地直送”食べごろ果実“をスイーツに仕立てて提供する、オンライン・スイーツブランド「グラン スイート サーカス(GRAND SWEETS CIRCUS ) 」は、生産者と対話をかさねながら使用する果物の品種や熟度まで深掘りして吟味し、スイーツを通してそのおいしさを広く伝えたいというブランドです。
「グラン スイート サーカス」のスイーツには、エクレアとパリブレストの２種類があります。どちらも根強い人気を誇るシュー生地を使った歴史あるお菓子ですね。ネットで注文するとフローズン状態で冷凍配送してもらえるところも魅力です。
そして今季お目見えするのが、木になる果実である和栗。生産地は栗の国内生産量1位を誇る茨城県笠間市です。
その和栗を使った「ケーキ エクレアマロン」、そしてマダガスカル産カカオのクーベルチュールを使用した「ケーキ エクレア マダガスカル」とベネズエラ産カカオのクーベルチュールを使用した「ケーキ エクレア ベネズエラ」を味わったので感想をご報告します。
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ケーキ エクレア ベネズエラ
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 ケーキ エクレア ベネズエラは、軽いシャンティイ ショコラと濃厚なクレーム ショコラの間に挟まれた、極薄のパリパリ板チョコレート。それら全てが口の中でにぎやかな食感を奏してくれます。ベネズエラ産カカオを使ったクーベルチュールからは、ローストナッツのような香ばしい風味があり、隠し味のフランス・ブルターニュ発のスパイス専門店「エピス・ロランジェ（Epices Roellinger）」によるカンボジア最高峰のカンポット白胡椒が奥ゆかしいアクセントになっていて、2/3冷凍、半冷凍、全解凍と、どのステージで食しても魅力的な味わいでした。 ケーキ エクレア マダガスカルは、基本のコンポジションは前述のケーキ エクレア ベネズエラと同じですが、食感はにぎやかというより丸みを帯びた印象です。使っているマダガスカル産カカオのクーベルチュールには、ほんのりと赤いフルーツを思わせる甘酸っぱさがあります。食感の違いは、間に挟まれているチョコレートの形状が、板チョコレートからコポーになったこと。嗜好の違いによって、板チョコレート派とコポー派に好みが分かれそうです。 ケーキ エクレアマロンは、今季の”食べごろ果実“である和栗を使ったもの。甘酸っぱいフランボワーズがやわらかなアクセントになった和栗ペーストが、ふんわり軽やかなシャンティイ クリームとバニラ風味のカスタードクリームと合わさって、「グラン スイート サーカス」らしいフルーティーな大人の味わいに仕上がっています。 |
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テイスティングノートでご紹介した「ケーキ エクレア マダガスカル」と「ケーキ エクレアマロン」は、２種類を詰め合わせた「ケーキ エクレア フェット」として購入が可能だそうです。栗とチョコレートはどちらも冬のホリデーシーズンには欠かせない食材であり、マッチングの良さでも際立っています。この祭りごとを連想させる2つの華のある素材を使ったスイーツは、まさに「フェット（＝祝いごと・パーティー）」と呼ぶに相応しい詰め合わせですね。
ちなみにチョコレートの原料となるカカオも、もとはフルーツの種子。そう、 “木の実” の種を果肉ごと発酵させて、乾燥・焙炒したものなんです。
みなさんもおいしいフルーツと共に楽しいホリデーをお過ごしくださいね！
text © Mika Ogura 2022
【プロフィール】
小椋三嘉（おぐら・みか）
エッセイスト、食文化研究家。
十数年のパリ暮らしを経て帰国。2008年にはフランス観光開発機構・ パリ観光会議局の名誉ある「プレス功労賞」を受賞。フランスのチョコレート愛好会「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ」の会員。著書は『高級ショコラのすべて』、『チョコレートのソムリエになる』、『ショコラが大好き!』、『アラン・デュカス進化するシェフの饗宴』、『パリを歩いて―ミカのパリ案内―』など多数。
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GRAND SWEETS CIRCUS 【ケーキ エクレア マダガスカル】（画像上） ホリデーシーズンに向けた新作スイーツの 主役となるフルーツは、茨城県笠間市産の和栗 栗の国内生産量1位を誇る茨城の大地で 自然落下するまでしっかり熟した 和栗を使ったスイーツたちです ケーキ エクレア フェット 6個詰合せ 3,990円 (税込・送料別) 内容 ケーキ エクレア マロンと ケーキ エクレア マダガスカルの ２種類 × 各3個入り 予約販売期間:2022年11月14日~12月25日 ※商品は冷凍配送で届きます グラン スイート サーカス オンラインショップ  ＊   |
