Frédéric Cassel Fontainebleau
text © Mika Ogura 2026
フランスのブランド〈フレデリック・カッセル〉 の2026年の新作は、カッセル家の愛猫Naraの目を通した日常の風景、フォンテーヌブロー城、庭園、農園、アトリエ…といった8つのシーンを8粒のショコラで表現したものです。
フレデリック・カッセル氏が今年2月に来日した際に、新作ショコラについて、それぞれのシーンにまつわる日常のエピソードを語ってくれました。
例えば、茶色の猫の肉球が描かれた《洋梨とキャラメルのガナッシュショコラ》は、秋の朝、オーブンから取り出した洋梨とキャラメルの甘い香りが漂う店内を表現したもの。白色の猫ひげが描かれた《カシス・ヴィオレのガナッシュショコラ》は、地元のフォンテーヌブロー城で今春予定されているマリーアントワネット王妃展にちなんで、王妃が生前に愛したすみれのフレーバーをカシスと合わせたショコラ。白色の猫の肉球は《トンカとヴァヌアツ産カカオのガナッシュショコラ》でご本人のショコラトリーを表現。黄色の猫ひげの《ジャスミンティーのガナッシュショコラ》は庭のお手入れを休日の楽しみにしているカッセル氏自身の自宅の庭園を。ピンク猫の肉球《フランボワーズのガナッシュショコラ》 はフレデリック・カッセルのパティスリーを支えるシャルドン農園にある専用区画の採れたてベリーで表現。オレンジ色の猫ひげ《レモンとバジルのガナッシュショコラ》 は自宅で愛妻エレーヌが準備する食事を。オレンジ色の猫の肉球《オレンジとシナモンのガナッシュショコラ》は朝のにぎやかなマルシェを。ピンク色の猫ひげ《桜煎茶のガナッシュショコラ、ローズの香り》はアトリエで新作に取り組むフレデリック・カッセルの香りの世界を…。
愛猫Naraの視点で描かれる、カッセル家の風味豊かなおいしい日常が、ショコラを通して体感できるようになっています。
さっそく味わってみました。
【画像】
8個の新作ショコラのアソート「シャ・ショコラ」
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「シャ・ショコラ」をテイスティングしながら、時々、まるで愛猫Naraの視線でフランス・フォンテーヌブローの街並みや日常を体感しているような感覚を覚えて、とても興味深かい味覚体験が味わえました。
日本にいながらにして味わえる世界観。みなさんにも是非体感してもらいたいです。
【プロフィール】
小椋三嘉(おぐら・みか)
エッセイスト、食文化研究家。
十数年のパリ暮らしを経て帰国。2008年にはフランス観光開発機構・ パリ観光会議局の名誉ある「プレス功労賞」を受賞。フランスのチョコレート愛好会「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ」の会員。著書は『高級ショコラのすべて』、『チョコレートのソムリエになる』、『ショコラが大好き!』、『アラン・デュカス進化するシェフの饗宴』、『パリを歩いて―ミカのパリ案内―』など多数。『高級ショコラのすべて』は、ただいま聴く読書 audibleにて配信中。
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![]() Chat Chocolat FRÉDÉRIC CASSEL 【シャ・ショコラ】(画像上) 8個入り/ 箱 価格:4.212円(税込) 【お問合せ先】 |
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♦小椋みかのテイスティングノート
〈フレデリック・カッセル〉 の
コフレ・バルビゾン

♦小椋みかのテイスティングノート
〈フレデリック・カッセル〉 の
ジャルダン・ボタニク







